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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2016-05-19 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号

小池晃君 日本で労災認定されている職業がんそもそも少ない上に、圧倒的にアスベスト関連、それ以外ほとんどないのが実態です。推計される規模とは大きな乖離があります。  これ、がんというのは誰しも発症する可能性あるわけですが、アスベストなど職業特定物質を扱うことで暴露して発症するいわゆる職業がんは、これ、予防対策でリスクを減らせます。  

小池晃

2016-05-19 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号

今日は、職業がんの問題を取り上げたいと思います。  がんは、日本人の死因の約三割、トップを占めているわけです。その中で職業がんこれは二〇一二年発表のイギリスにおける職業がん発生頻度に関する論文によりますと、全てのがん死亡者のうちの五・三%が職業に起因したがんだというレポートもございます。

小池晃

2014-04-08 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号

福島みずほ君 第十二次労働災害防止計画に基づくものであり評価をしますが、ただし、過労死過労自殺過重労働による健康障害等多発企業職業がん多発企業なども対象にしていただきたい。また、都道府県労働局においても企業名公表を行うようにすべきではないでしょうか。いかがでしょうか。

福島みずほ

2005-07-20 第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号

吉井委員 七一年から危険だという認識を持って、それで特に七二年にILOの今おっしゃったように石綿による職業がん公認ですね、公認しているわけですから、そのときから危険な物質だということを認識すれば、もっと、対策もそうなんですよね、まずデータをきちっととることが当然のこととしてなされなければいけないのになされていないというのは、本当に出発点からして、私は、大変な誤りといいますか、立ちおくれといいますか

吉井英勝

1998-09-08 第143回国会 衆議院 厚生委員会 第3号

○小野(昭)政府委員 これらの問題、特に微量化学物質が長期的に人間の体にどういう影響を及ぼすかという分野につきましては、これは何も今始まった問題ではございませんで、従前から、例えば職場での職業がん問題等々、いろいろな問題があるわけでございます。別にこれが職業がんと同じだというふうに申し上げるつもりはございません。  

小野昭雄

1992-04-15 第123回国会 衆議院 労働委員会 第4号

五島委員 佐勝局長がそうおっしゃるのであれば、先ほどのように、例えばがん一つとりましても、いわゆる職業がんとして定量的に証明されている職場労働者に対してがん検診をやっていく、それで労安衛法上は事が足れりということではなくて、成人病検診がん検診というふうなものを広く労安衛法の六十六条の健診項目として広げていくということがなぜできないのか、私は不思議に思うわけですが、それをやっていただかない限り、

五島正規

1990-04-24 第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号

ほかの物質を取り扱う作業も含めまして、職業がんに関する検討委員会等従前より種々検討を重ねてまいりましたが、御指摘石綿を取り扱う業務化学用コークスを製造する業務につきましては、新たに専門家による健康管理手帳交付対象業務等検討委員会を設置いたしまして、現在、業務健康障害の蓋然性について医学的知見の集積に努めているところでございます。

草刈隆

1988-04-14 第112回国会 参議院 社会労働委員会 第8号

政府委員野見山眞之君) 今御指摘のとおり、この健康管理手帳一定業務一定期間以上従事したことなどによって特定の重篤な健康障害、例えば職業がん等も含みまして、これらの健康障害発生するおそれのある労働者に対して、離職後も定期的に健康診断を受診させることによってその障害早期発見を行うというために交付するものでございまして、予防的な見地からの趣旨が極めて大きいということはお説のとおりでございます

野見山眞之

1987-07-30 第109回国会 参議院 社会労働委員会 第3号

政府委員平賀俊行君) アスベストによる職業病といいますか、把握しているものとして、職業がんによるものと、それから中皮腫という病気のものについて把握をしております。それで、アスベストにさらされる業務についておってその業務に起因するがんといいますか、それにかかって労災認定された方の数は五十一年から六十年まで十年間に三十五人。それから中皮腫は九人でございます。

平賀俊行

1983-09-21 第100回国会 参議院 予算委員会 第1号

○国務大臣(中曽根康弘君) 職業がんという問題は労働衛生の面からも非常に大事な問題であるように思います。私は専門的知識を有しませんが、これは一般がん予防と同じようにさらに注意して、専門的見地からこの予防の措置を講じなければならない。そのためにはその資料を経営者労働者も等しく分かち合ってがん予防に協力し合わなければならない、そういうことであると思います。

中曽根康弘

1983-09-21 第100回国会 参議院 予算委員会 第1号

総理、そこでこの職業がんというのは、総理も御関心の高いがん対策上最も優先されなければならないテーマであるわけです。発がん性物質が工場の中でチェックされるのであれば、そうすれば一般消費者の被害はどれだけか制限されることになる。したがって、職業がん対策は一層重視する必要があると思うんですね。しかるに、企業側はみずからの得たデータを秘匿するわけですね。そういう傾向にあるわけです。それが一般的です。

和田静夫

1983-05-12 第98回国会 参議院 社会労働委員会 第11号

実は、この施設を設けましたのは、昭和五十年代の初めに、クロムとかマンガンとか、こういうことで職業がんの問題が出てまいりまして、それが一つの契機となりまして、八十回の国会におきまして労働安全衛生法を改正しまして化学物質が人の健康に与える影響について事前調査をするという制度をつくったわけでございますが、その制度をつくりながらも実際にはこういうようなことを、発がん性をテストするような施設がなくてはしようがないじゃないかということで

松井達郎

1981-05-26 第94回国会 参議院 外務委員会 第10号

説明員林茂喜君) 先生説明のように、職業性疾病の範囲につきましては労働基準法施行規則の第三十五条に決められておりますが、これらのものの中には軽症のものから重症あるいは死亡に至るものまでさまざま含まれておりまして、特にこの中では幾つかの職業がんというようなものも入っております。これらは御存じのように非常に重篤な経過をたどって死亡に至るものが非常に多い。  

林茂喜

1981-04-17 第94回国会 衆議院 外務委員会 第10号

ちょうど五十三年に専門委員会が設けられたときに、労災保険審議会中央労働基準審議会合同小委員会報告というのがございまして、五十三年三月九日付で出されているのですが、その中では「寒冷な場所における自律神経失調疾患等疾病過労による脳疾患心疾患、ストレスによる消化器疾患精神神経疾患改正省令案要綱に例示された以外の職業がんその他改正省令案要綱審議の過程において問題提起のあった疾病については、定期的検討

土井たか子

1981-04-17 第94回国会 衆議院 外務委員会 第10号

草川委員 では、今度のように騒音、振動等のことについては批准をしても受け入れ体制はある、こういうことでございますが、実は今度は職業がんの方に移るわけです。  五十二年七月に批准をいたしました職業がん百三十九号条約というのがあるわけですが、これについての国内対策は具体的にどのような対策がなされておるのか。

草川昭三

1980-11-06 第93回国会 参議院 社会労働委員会 第5号

政府委員倉橋義定君) 先生御承知のように、いわゆる職業がんの問題につきましては、国の内外におきまして職業病として評価され、業務上との因果関係が確立されている場合につきましては、労働基準法施行規則三十五条に列挙いたしまして、その列挙されているがんにつきましては、一定の要件を満たせば、特に反証のない限り業務上の疾病として認定しているわけでございます。

倉橋義定

1980-11-06 第93回国会 参議院 社会労働委員会 第5号

私ども、いろいろ医学的な面から専門家の方々の御意見を聞きながら、その職業病としての職業がん検討につきまして鋭意努力しているところでございます。たとえばベンジジン等のような物質に暴露されますと尿路系の腫瘍が発生するというようなことで、がん原性物質が人体に暴露をする態様によりまして、特定の部位にがん発生するというようなことが知られているわけでございます。

倉橋義定

1980-03-19 第91回国会 参議院 決算委員会 第3号

産業界に新しい科学技術が導入され、原材料に化学物質が大量に使用されるようになったために、働く人々の健康がむしばまれ、四十年代には有機溶剤中毒化学物質中毒多発をして、皮膚障害職業がんの問題も起こりました。また、機械化の進展は新しい健康障害を生み出しており、省力化機械化が現在新たな振動障害や腰痛を起こすという状態であります。  

和泉照雄